「とちぎデジタルハブ」課題深掘り会とは?
「とちぎデジタルハブ」は、地域が抱える課題を個人や企業・団体の方とみなで考え、連携し、協働して解決に繋げるハブとなるウェブサイトです。ここでは様々な地域課題が投稿され、それをITやサービスで解決できないかをメンバーが日々アイデアを戦わせています。
今日は、そのオンライン会議版。「地域課題ってなに?」「困りごとにをみんなで話し合い、解決の糸口を見つけたい!」そんな声に応えた”課題深掘り会”がZOOM開催されました。
今日の課題は「工事現場で悲惨な事故をなくすにはどうすればいいのか」
今日の会では17名の参加者が集いました。
最初に情報提供された工事現場の事故事例。背筋が寒くなるような辛い事故がたくさん起きている実態を知りました。
例えば、たまたま手が重機の操作バーに当たって目の前にいた仲間を押しつぶしてしまった、カラビナがロープにきちんと接続されていなかったり、熱中症で意識が朦朧として落下死した、などなど。
全体的には減少傾向にあるものの、それでも製造業などと比べて建設業において特にたくさん事故が発生しているとのことでした。
なぜ建設業で事故が多いのか
議論する中で、見えてきたのは・・・
建築現場における高齢化や一人親方が多い現状、他業界と比べて賃金が低く、一方で厳しい納期に向けての業務の集中。トラブル発生が表沙汰になると次からは仕事が来なくなる、現場の人たちにはルール遵守についての理解が及ばない人も多い可能性もいる。たくさんの難しい状況がリスクを高める現状が見えてきました。
テクノロジーでその解決は可能なのか?
今回の議論でも安全装置をコスト低く外付けしていくなど、色々なアイデアが出つつあり、今回の議題は継続審議となりました。これからさらに議論を深めていく経過が楽しみです。
とちぎデジタルハブの今後
とちぎデジタルハブでは、2月21日(火) 14:00~16:00に進捗報告会を実施します。ZOOM開催で、気軽にだれでも参加できます。
<発表されるテーマ>
①「那須烏山が誇る「山あげ行事」を多くの方々が”見たい”そして”関わりたい”と思ってもらうため、デジタル技術でできることを探求します。」
②「ももいろクローバーZのイベントを通した市のPRプロジェクト」
③「釣り人参加型のカワウ飛来調査プロジェクト(調査アプリの開発)」
詳細・お申し込みは、デジタルハブのお知らせをご覧ください。
≫ 【Zoomイベント】とちぎデジタルハブ進捗報告会を開催します!
また、デジタルハブでは常に新しい課題を募集しています。
身の回りに「なんとかしたい!」課題を持っている方、課題を持ち寄りテクノロジーで解決するというチャレンジに興味のある方、解決したいという想いや技術を持っている方、ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか。
地域をより良くしたいと願う素敵な仲間にもたくさん出会えますよ。